お寺に行ったとき、お香のいい香りがすると落ち着くし、とっても癒されますよね!
いい匂いのお香を焚いて、自分の家でもリラックスしたい!そう思う方もいるのではないでしょうか?
でもお香って煙が出るし、お部屋の壁紙とか汚れてしまわない?賃貸の場合でも使って大丈夫なのかな…
火をつかうし、家の中で使っても大丈夫かな…?使い方とか保管方法って?
始めてみたいけど、気になることもたくさんありますよね!
この記事では、お香で部屋が汚れるのかとその理由についてご説明します!そして、正しく安全にお香を焚くために気を付けるべき注意点をご紹介します!
・お香で部屋は汚れるのか
・正しく安全にお香を焚くために気を付けること
目次
お香を使うと部屋は汚れたり危なかったりする?
お香を使うことによって部屋の中が汚れてしまうんじゃないかな?と気になる方も多いと思います。
また、スティックタイプのお香を使う場合には一度点火する必要があり、部屋の中で火を使うことに不安もあるかと思います。
私もお香を始めるときにはかなり心配でした…
実際のところ、たばこのヤニほどではないのですが部屋の壁が汚れてしまったり、火事につながる恐れがあります。
お香に含まれる植物の成分が燃えるときに木タールという物質が発生し、それが要因で壁の黄ばみが発生するんです。
また、お香は点火してすぐに火を消してしまいますが、先端は非常に高温の状態です。高温のお香の先端部や灰が燃えやすいものに触れると、火が広がる原因になってしまいます。
ここだけ聞くと不安が増してしまいそうですが、正しい方法でお香を使うことでこれらの心配をすることなくお香を楽しむことができます!
次では、お香を使うときに注意すべき点についてご紹介します!
お香で部屋を汚さず安全に使用するための注意点
②長時間の使用はなるべく避ける
③受け皿は熱に強いものにする
④強い風があたる場所で使わない
⑤子どもやペットが触れられる場所で使用しない
⑥安定した場所で可燃物を遠ざけて使用する
まめに換気を行うようにする
お香はリラックスできるとてもいい匂いがしますが、使用する際には必ずまめに換気を行いましょう!
スティック型の線香のように火を扱うものは煙が発生しますし、換気をしないままでいるとお部屋の空気が汚れてしまいやすいです!
せっかくのお香の落ち着く香りなので、思い切り癒されたいものですよね♪
そして、お香の煙の粒子が部屋の中に充満してしまいますので、ちゃんと換気はするようにしましょう!
この煙の粒子が壁紙にしみついてしまうと、壁紙が変色するといったトラブルの発生にもつながります。
特に、賃貸の部屋で生活している方は、部屋を退去するまできれいにできるよう気にしておきましょう!
長時間の使用はなるべく避ける
長時間連続してお香を使用し続けることは極力控えるようにしましょう!
お香の煙が部屋に溜まってしまい、お部屋の壁紙が汚れてしまうことにつながってしまいます…
お香は燃え切ってからも20~30分ほど香りが残りますので余韻を楽しみましょう。
また、長時間使用すると、香りが充満しすぎてしまい、部屋のものににおいが移ってしまうことにもつながります。
仕事に着ていく服のように、匂いを付けたくないものにまで匂いが付いてしまいますので注意しましょう!
受け皿は熱に強いものにする
お香を焚くときには、香立と香皿というものを使用します。
専用の用途で売られているものを使用する場合には、お香の熱が加わっても問題ありません。
しかし、このとき使用する器が熱に弱いものであった場合、変形してしまったり、ひび割れを起こしてしまったりすることにつながり非常に危険です。
家にあるもので代用する際は、その器が熱に強いものかどうかを必ずチェックするようにしましょう!
強い風があたる場所で使わない
お香を焚くときには換気も重要ですが、風が強い場所での使用は非常に危険ですのでやめましょう!
熱がこもった灰が風に巻き上げられると、火事の原因になります。
(火事にならなくても、灰が吹き飛ばされると掃除が大変です…)
見かけ上では火が消えているようでも、香皿に落ちている灰やお香自体にはまだ熱が残っている場合があります。
扇風機の近くのように強い風が直接当たるところで使うことがないようにしましょう!
子どもやペットが触れられる場所で使用しない
ご家庭に子どもがいたり、ペットを飼っていたりする方は、触られないところでお香を焚くようにしましょう!
触れるとお香の火で手を火傷したり、灰を口に入れたりする可能性がありとても危ないです。
お香とライターは簡単に触れられないところで使うようにし、保管しておくようにしましょう。
安定した場所で可燃物を遠ざけて使用する
お香を使うとき、火傷や火災には特に留意しておく必要があります!
正しい方法で対策し、事故が起こらないようにしましょう!
お香を焚くときにガタついた場所に置いていると、ちょっと当たっただけで香皿が倒れる恐れがあります。
そうなると熱くなった灰で火傷を負ったり、お香の火が家具に広がったりすることにもなって危険です!
平らなものの上で使うことで未然に防ぎましょう!
また、お香を焚くときには周囲に可燃物がない状態にしましょう!
揺れるカーテンのそばでお香を焚いたり、ハンガーにかかった服のそばで焚いたりしないようにしましょう!
火をつける前に周囲の安全をきちんと確かめ、安心してお香を焚くようにしましょうね♪
まとめ ~正しくお香を使って、お部屋でリラックス!~
・換気をしたり使用頻度に気をつけたりすることで、部屋を汚さずお香を焚くことができる・安全に気をつけて使用することで、思い切りリラックスできる!
お香を焚くときにお部屋を汚さないために気をつけることや、安全にお香を焚くために注意することについてお伝えしてきました。
使い方に留意すれば、賃貸の場合でも何ひとつ問題なくお香を楽しむことができます!
また、火を使うことで危険な面もやはりありますが、ちょっとの意識で防げる注意点ばかりです!
是非ここでご紹介した注意点や正しい使い方を実践して、お香の落ち着く香りで思いっきり癒されてくださいね♪